2019 王手~その一手にかけて~

幕末から明治時代の棋士である大矢東吉は、文政九年武蔵国所沢で生まれる。
天保十三年、東吉が十六歳の時、後に「棋聖」と呼ばれる不世出の天才棋士天野宗歩と対戦。満を持して臨んだ東吉であったが天才棋士の前に歯が立たず全敗で対戦は幕を閉じます。

力の差を思い知った東吉は、越後や信州などを放浪し、各地の強豪と対戦し着実に力をつけるのであった。

そして、東吉が四十五歳の時に「明治の三強」と言われ、後に十二世名人となる小野五平と対局。明治五年一月十一日、東吉が二連勝で迎えた最終戦。先手の東吉は百五手目で離れたところからズバッと香車で王手をかける。この王手に五平は投了。見事三連勝で締めくくり、東吉は次代の名人候補に挙げられるまでになるのです。
この一人の将棋指し「大矢東吉」に焦点を当て演じます。

 2019楽曲(歌詞及び口上)

 さぁ始まる 世紀の一戦
 我が名は 大矢東吉
 挑む相手は 天才棋士 天野宗歩

 追う者 寄せ付けぬ
 頂へ いざ向かう
 険しい道のりは
 この手で 切り拓く

 ハァ
 やぶれ 沈めど
 陽 また高く
 いざ ゆかん

 巡りゆく 旅路へと
 強くなる 信じて

 この悔しさを 力に変えて
 考え 考えて
 修行を重ね 強くなる

 振り返るな 攻めろ
 攻めは一瞬
 大胆不敵に
 押して押して押して押して

 時には 立ち止まれ
 引き際肝心
 油断大敵
 引いて引いて引いて引いて

 その一手に かけろ
 チャンスを逃すな
 一発必中
 もっともっともっともっと

 強気に 立ち向かえ
 王手 王手
 押せ押せ押せ 王手

 勝てぬとき 心折れても
 魂は熱く 燃やせ
 苦しいとき
 重ねた日々と
 己 信じて

 時は来た
 再び訪れた大一番
 東吉が放つ
 勝負をかけた
 百五手目 ▲7八に香車を打つ

 想い をこの一手にかけて

 光射す この手にかけて
 己 信じて
 歩み 止めずに

 作曲・編曲 鮎澤貴秀
 津軽三味線 KIJU
 歌     桑原 周
 ※敬称略

 出演イベント

・[終了]震災復興元気市チャリティよさこい(飯能市)
・[終了]所沢市国際交流フォーラム(所沢市)
・[終了]市民文化フェア(所沢市)
・[終了]とことこタワーまつり(所沢市)
・[終了]戦国滝の城まつり(所沢市)
・[終了]よさこい光が丘(東京都練馬区)
・[終了]草加駅前よさこいサンバフェスティバル(草加市)
・[終了]ららぽーと新三日本の伝統まつりおどりフェス (三郷市)
・[終了]よさこいin府中(東京都府中市)
     特別賞 府中商店街連合会会長賞
・[終了]ザ・よさこい!大江戸ソーラン祭り(東京都江東区)
・[終了]TOKOROZAWA MOTORSPORT FESTIVAL(所沢市)
・[終了]ところざわYOSAKOI元気フェスタ(所沢市)
・[中止]みちのくYOSAKOIまつり(宮城県仙台市)
・[終了]すかいロード祭り(狭山市)
・[終了]日本橋・京橋まつり(東京都中央区)
・[終了]草加ふささら祭り 踊るん♪よさこい(草加市)